大阪市此花区にあるUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の敷地内にある外縁の植え込みで乳児のものではない人の骨が発見されました。
警察によると、人の頭蓋骨のようなものや歯のようなもの等複数散らばっていたそうです。また、骨の他に布が見つかっているようです。
ただ、所持品などは見つかっておらず、年齢や性別が不明で警察では事件と事故の両面で捜査を行っています。
USJ乳児ではない人骨の発見場所「車通りの多い駐車場付近の植え込み」
USJの敷地内で発見された乳児ではない人骨は、北西駐車場付近の歩道に面した植え込みの中から見つかったとのことです。
地図で確認すると片側2車線の大通りに面している場所だということがわかりました。
交通量はどうかをグーグルマップを使って確認してみました。
基本的にトラックなどの交通量は多いように見えます。
2019年10月時点
2020年12月時点
2021年7月時点
2022年4月時点
しかし、視点を歩道に向けるとUSJ付近にも関わらず人通りが全くないことがわかります。
2019年10月時点
2020年12月時点
2021年7月時点
2022年4月時点
人通りは少ないですが、車の交通量が多いので、意図的に誰かが人骨を遺棄したと考えるのであれば、暗くなる時間帯で徒歩で行った可能性が高いとなります。
USJの植え込みに「骨が持ち込まれた可能性が高い」捜査一課刑事
元埼玉県警捜査一課警部補の佐々木成三さんが現状から考えられることについてめざまし8で話していました。
USJの外縁という人が集まる場所の近くの植え込みから人骨が発見されたことで考えられることは、人か野生動物か不明だが「骨が持ち込まれた」可能性が高いと話している。
理由としては、今回発見された人骨が完全白骨化していることから、死後5年以上経過していると考えられるため。
また、植木の手入れが定期的に行われていると思われることや長期間放置されていた場合、腐敗が進んで腐敗臭が発生して周囲に見つかるはず。
そのため、発見された人骨は最近置かれた可能性が高い。
今後の捜査のポイントは、所持品や他の骨の捜索、DNAを採取して個人を特定できるかになるようです。
ただ、長期間、人骨が野ざらしになっているとDNAの組織が取れないこともあるとのことなので、所持品や他の骨が発見され手がかりを増やすことが必要になりそうです。
USJ人骨発見事件の概要
大阪市此花区の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の脇にある植え込みで人の頭蓋骨のようなものが見つかりました。
きょう午後2時半ごろ、大阪市此花区にある「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の脇にある歩道そばの植え込みで、従業員の女性が人の頭蓋骨のようなものや歯のようなものを発見し、警察に通報しました。
警察によりますと、付近には他にも人の骨のようなものが複数散らばっていたほか、布が見つかったということです。一方で所持品などは見つかっていません。
警察によりますと、年齢や性別などは分かっていないということですが、骨の大きさから、少なくとも乳児ではないとみられるということです。警察が状況を詳しく調べています。
出所:TBS NEWS DIG
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