日本の象徴「富士山」を目の前に、時間も忘れてコーヒー片手に優雅に過ごす。
そのような過ごし方ができたら素敵だと思いませんか?
静岡にある『ふもとっぱらキャンプ場』であれば、広い高原で富士山をボーッと眺めながらコーヒー片手に日々の疲れを癒すことができます。
手厳しいお出迎えを受けた『ふもとっぱらキャンプ場』
連日雨が降り続いた日の翌日が私のキャンプ日で、晴天に恵まれたキャンプ日和でした。
受付を済ませて事前にHPを確認してテント設営地として決めていた、中央トイレ横のサイト(N寄りのMサイト)に向かうと地面がボコボコでぬかるんでいて、テントを立てられる状況ではありませんでした。
そのため、ぬかるみがない場所を探しがなら車を少し走らせると広いスペース(Nサイトの中心)を見つけたのでサイトに車ごと入りました。
少し入ったところで、アクセルを踏んでいるのにも関わらず車が進まなくなりました。
友人が一緒に乗っていたので、外から見てもらうと前輪がぬかるみにハマっていました。
おそらく遠くから見たときは問題ない場所でも、地面が緩くなっており車の重さで沈んでしまったのだと思います。
私は友人に後ろから押してもらい、なんとかぬかるみから脱出することができました。
しかし、一人で来ていたらどうなっていたのかと恐ろしくなりました。
辺りを見渡すとすぐ近くでもぬかるみハマっている車がいました。
それはコンパクトな車でしたが、男性の大人が3人がかりで押してもなかなか出られないような状況です。
今回のキャンプで以下の事を学びました。
①事前に天気予報を確認して、前日までが雨となっている場合は、地面がぬかるんでいる可能性が高いので、サイトの中心に行こうとせずに道路の近くをテントの設営地とした方が良いかもしれない。
②テントを立てるスペースが道路から離れた場所にしかなかった場合は、無理して車で入ろうとせずに少しずつ人力で運ぶ事を選んだほうが良いかもしれない。
私は1時間以上サイト内を彷徨って、テントの設営場所を確保することになって時間を無駄にしたなと思っていました。
少しでも長いのんびりキャンプを堪能できるように多少の面倒臭さは受け入れたほうが良さそうです。
綺麗な空気の中でのキャンプの予定が牧場キャンプに
『ふもとっぱらキャンプ場』は辺り一面高原が広がっており、私がテントを設営した場所は「B区画の中央トイレ付近(③水場付近)」でした。この場所は中央トイレから道路を挟んですぐにあり、水場も目の前にあるところです。
そして目の前に木があり、富士山との相性も良くずっと眺めていられそうな場所です。
引用:ふもとっぱらキャンプ場HP(https://fumotoppara.net/)
この場所は一見、好立地のサイトのように思えますが、風が吹くと突然、牧場に迷い込んだのではないかと思うほどの牧場特有の匂いがしました。
お昼頃に風に当たりながらのんびりしていたところに、牧場特有の匂いがしたので少し鼻を抑えたくなりました。
風が落ち着けば匂いはなくなります。
しかし、せっかくの空気の綺麗な高原でキャンプをするために来ているので、空いているからやトイレに近いからなど理由だけではく、風向きによる影響も考慮して設営場所を考えたほうが良さそうです。
舐めてはいけない『ふもとっぱらキャンプ場』
私は5月にキャンプ場を利用しました。
名古屋では薄い長袖でも少し暑いと感じるほどの気候でした。
『ふもとっぱらキャンプ場』は名古屋よりかなり冷え込むと聞いていましたが、5月であることは変わりないので多少の防寒着と暑くなった時用に半袖を数枚だけの服装を持参しました。
日中は半袖でも問題ないような気温で、周りをざっと確認するだけでも半袖で過ごしている人が数人いるほどでした。
私は日焼け対策で薄手の長袖を着て、帽子を被って過ごして丁度いいと感じる気温です。
しかし、日が徐々に落ちると、季節が一瞬にして変わったのかと思うほどに寒くなって来ました。
私は、防寒着として少々厚手のパーカーしか持ってきていなかったので、夜はかなり凍えていました。
そのため、翌日以降に着る予定だった服を何枚も重ね着して、辛うじて寒さを凌げるほどです。
トイレですれ違う人が、日中は薄手の服装ばかりだったはずが、夜はダウンを着ている人や膝掛けのようなものを肩に被っている人など、たった数時間で春の服装から冬の服装に早変わりしていました。
私がしっかりと最低気温まで確認していなかったことも落ち度ですが、標高が高いと一瞬にして季節が変わったのかと思うほどの気温差になります。
夜は想像している以上の寒さになるので、服装を考えるときは、四季全てに対応できるような服装をゆとりを持った枚数で準備をして行ったほうが良さそうです。
締め出しの危機があるため時間厳守
『ふもとっぱらキャンプ場』は17時までであれば出入りが自由です。
私は近くの銭湯でお風呂を済ませようと、移動時間と入浴時間を考えて、16時30分ごろには戻って来れるような時間配分で銭湯へ向かいました。
初めて行く銭湯の場所でしたが、問題なく時間通りに到着してゆっくりと温まることができました。
しかし、帰りで問題が起こりました。
『ふもとっぱらキャンプ場』へ戻るまでの道が夕方にも関わらず混んでいたことです。
帰りの道は市街地へ向かう道とは反対なので、夕方ごろは空いている道になるとばかり思っていました。
そのため、帰りの時は17時のタイムリミットまでに間に合うのかヒヤヒヤしながら運転していました。
最終的には、万が一に備えてゆとりを持って行動していたので、なんとか間に合いました。
もしギリギリで着くように行動していたら、テントと寝床があるのに車中泊になるということもあったのではと頭をよぎりました。
お風呂以外にもスーパーやコンビニで買い出しのために、キャンプ場を出ることもあると思うので、時間的に混まないだろうと思っていたとしても、万が一の混雑に備えてゆとりを持った行動をしたほうが良さそうです。
ギリギリまでゆっくりしたい私と早く動いて欲しい来場者
『ふもとっぱらキャンプ場』のチェックアウトの時間は14時です。
そして、チェックインの時間は8時30分です。
ほとんどの人が8時30分にチェックインを済ますので、8時30分になると複数の車が入って、テント設営をする場所の品定めが始まります。
受付でチェックアウト日を見分けるための色付きの札が渡されて、車のバックミラーのところに掛けるように言われます。
そのため、誰がその日がチェックアウトなのかがわかってしまいます。
チェックアウトの時間が近づくにつれて、自分のテント設営地の近くに車が停まって、明らかに空くのを待っていて早く退いてくれと無言の圧力を感じます。
チェックアウトの時間までは利用することを許されているわけなので、気にせずに時間ギリギリまでキャンプを堪能していれば良いのです。
しかし、どうしても急かされている気がして最終日は気分的にゆっくりすることが難しいです。
ゆっくり過ごすのは目覚めてからその日のチェックイン受付が始まる8時30分までにして、車が入ってくる8時30分頃から徐々に片付け始めるのが良いかもしれません。
まとめ
今回はキャンプをしている人であれば何度でも足を運びたいと思ってしまうほどの絶景を味わえる『ふもとっぱらキャンプ場』での知っておくとよい情報などを私のエピソードを交えてお伝えしました。
日々の疲れを癒す楽しいひと時のお役立ちができたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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