虫が至る所にいる。汗でベタベタになる。
これだけはキャンプが好きでも許容できない。
そのため、キャンプは涼しい時期に行きたい。
しかし、春や秋はあっという間に過ぎていくため、冬のキャンプをすることになる。
冬のキャンプの問題点はテントがあるとはいえ、外で寝ているのと変わらないので寒さには敵わない。
そんな時、真冬を忘れさせてくれるほど暖かい場所でキャンプができたらいいなと思ったことありませんか。
『サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場』では、雪が残るほどの寒い冬でも心も体も暖かく過ごすことができます。
設置されている給湯器は機能しない
『サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場』の炊事場には水道のほかに、給湯器が設置されています。
キャンプ場を決める時にインターネットで給湯器の記載されているのを見つけたので、冬場の洗い物でも手が痛くならないと思い決めていました。
しかし、実際に行ってみると冬場は凍結防止のため利用を停止していると受付の時に言われました。
完全に暖かいお湯で洗いものができると思っていたので結構ショックを受けました。
そのため、普段のキャンプよりも洗い物が増えてしまうような料理工程のあるキャンプ飯を考えていました。
しかし、急遽洗い物が少なくなるようにしなければいけなくなりました。
考えた結果、たまたま持ってきていたラップをお皿に巻いて調理に使うお皿は洗わなくても大丈夫なようにすることにしました。
また、朝に顔をお湯で洗えると思っていました。
それが冬の冷たい水で洗うことになってしまいました。
目を覚ます点では丁度よかったのですが、冬のキャンプ場の水は日常で使う水よりも冷たく感じるので結構辛かったです。
冷たい水を何度も使っていたために、手が荒れてしまったことも想定外でした。
もし、給湯器を利用することを前提にキャンプをしようと思っていたとしても、今回のように凍結防止で使用禁止になっていることがあるかもしれません。また、故障などで使えないこともあるかもしれません。
そのため、給湯器ありきで予定を立てるのではなく、水しか使えないと思って準備しておいた方が良いかもしれません。
『サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場』では電源を使用することもできるため、万が一に備えてお湯を沸かすポットなどを車に積んでおく事も一つの手段かもしれないです。
湯沸かし器のレンタルもあるそうなので、お湯が使えないときは借りるもの良いかもしれません。
または移動が大変になりますが、炊事場にコンロが設置されているため、やかんを持ってくるだけでもお湯を沸かせるので暖かいお湯を準備しておくこともできそうです。
電源サイトに加えてヒーターを借りられるのは冬キャン初心者にも安心
『サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場』では、電源を1泊600円で利用することができます。
また、レンタル品の中に12月〜3月の間であればハロゲンヒーターを1泊800円で利用することができます。
今回は12月末に2泊3日でキャンプ場を利用しました。
寒さには敵わないと思い、2泊分で電源とハロゲンヒーターをレンタルしました。
電源からテントまで繋ぐコードは自分で用意したものを使用しました。
正直なところ、当初は寒さを感じることもキャンプの醍醐味だと思っていた人でした。
しかし、友人がかなりの寒がりだったため、無理をさせてはいけないと思いレンタルをしました。
私は、外でヒーターをつけたところで自然の寒さには敵わないものだとも思っていました。
実際に使ってみると、想像を遥かに超えるほどの暖かさがテントの中に広がっていました。
私が外での格好がパーカーにヒートテックベスト、ダウンを着て、ズボンはデニムで過ごしています。
その時の友人は外ではユニクロの薄い長袖シャツ、ヒートテック2枚とダウンを着て、ズボンもヒートテック仕様の格好で過ごしています。
テントの中で長居していると友人が、長袖シャツとヒートテック1枚、ズボンもヒートテック仕様のものからデニムに履き替えるほどの暖かさになっていました。
このキャンプ場に来る前のキャンプでは、夜で眠れない程の寒い思いをさせてしまったので、今回でヒーターの偉大さを実感しました。
ただ、ヒーターまでも貸し出してくれるキャンプ場はなかなかないと思います。
もし、自分で買ってまではいらないけど、一度はヒーターのあるキャンプもしてみたいと思ったら1泊だけでも体感してみるのもよさそうです。
しかし、1点気をつけた方がいいなと思ったことがあります。
それは、寝る時にヒーターをつけたままにした時です。
電気ヒーターではありますが、近くに寝袋や着替えなどが適当に置いてあると意図しないところで火事の元になってしまうかもしれません。
そのため、以下の点は注意しておいた方が良いかもしれません。
・ヒーターの近くには整理整頓をして何も置かない。
・寝返りなどで寝袋がヒーターに覆いかぶさらないように、寝る人とヒーターの位置を考える。
・防寒対策をしっかりと行い、寝る時はヒーターの電源を切っておく。
貸切で人目を気にせず入れる『サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場』のお風呂
『サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場』にはお風呂が常設されています。
そのため、わざわざ銭湯等のお風呂屋さんに行かなくて済みます。
そして、コロナの感染拡大防止のためにお風呂の利用は事前予約制で時間ごとに利用者単位(家族やグループ)となります。1単位あたりの利用時間は1時間でした。
時間は少々短いようにも感じる人はいそうですが、他人の目を気にせず、気のしれた人だけでお風呂に入れるのはありがたかったです。
予約は先着順となるため、お風呂を利用したいときは早めに受付を済ました方がよさそうです。
私が受付をした時は、チェックイン開始時刻くらいだったので、まだ人が少なく一番目を予約することができました。
そのため、一番風呂を堪能することができました。
もし、一番風呂を堪能したい時は、チェックイン開始時間に受付を済ませるつもりで来た方がよさそうです。
騒音に敏感な人は耳栓が必要かもしれません
『サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場』は区画サイトになっています。
広さは車1台駐車できるスペースと2ルームテントでも問題なく設営ほどです。
私はそれでも隣との距離が少し近いなと思いました。
夜になるとより隣との近さが感じ取れました。
私が利用した時の隣は男の子が2人と父母の家族連れでした。
男の子たちはヤンチャ盛りの年頃のようでした。
そのため、夜にテントの中で母親が子供に注意する怒鳴り声が私のところまで聞こえてきました。
日中は気にならなかったのですが、21時や22時の就寝しようかと思う時間帯で怒鳴っていたため、声が気になってなかなか寝付けなかったです。
私は、キャンプの時周りで足音や会話が聞こえても気にせずに寝れてしまう人です。
しかし、今回は耳栓を持ってこればよかったと思いました。
理由は、普段の会話ではなく、怒りの声なので声量があり、声のトーンも高めなので気になってしまったためです。
もし、普段から人の声や物音が聞こえると寝つけられない人は、隣人のグループ構成次第で寝られないストレスを受けるかもしれません。
そのため、絶対に静かに寝たいと思うときは、耳栓などの騒音対策をしておいた方が良いかもしれません。
まとめ
今回は自然を堪能しながら、冬でもポカポカな状態でキャンプができる『サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場』での知っておくとよい情報などを私のエピソードを交えてお伝えしました。
日々の疲れを癒す楽しいひと時のお役立ちができたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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